いま最も魅力的なプログラミング言語

Pythonエンジニアが求められている

Python(パイソン)は1991年に開発されたプログラミング言語であり、C言語と比べるとコードが読みやすいというメリットがあります。かつては実行速度の遅さがネックとなっていましたが、高性能のCPUとブロードバンドが普及したことにより、現在はWeb上のサービスで広く使われるようになりました。基本的にはJavaのようなインタプリタ言語として用いられるため、コンパイルせずにテスト可能であり、新人の教育を行いやすいこともメリットです。個人から大企業・官公庁までさまざまなユーザーに採用されており、代表例はAmazonが顧客に向けてデータベースなどを提供するWebサービス・AWSです。このサービスはPythonの拡張モジュールが利用可能で、多くの企業がサーバとして使用しているため、エンジニアの需要も高まっています。

Pythonはオブジェクト指向であることもメリットで、複数のエンジニアは別々に作業をするのではなく、分業によって一つの大きな作業をすることができます。複数の工場で作られた部品が一台の車を作るように、いくつものオブジェクトが一つのプログラムを形作るのです。実際の作業においては、いわば管理職となる人物が多くのエンジニアを束ねて指揮することにより、効率良く分業することが可能となります。管理職もプログラミングを熟知している必要がありますが、より重要なのはコミュニケーション能力です。全体の状況を把握してわかりやすく指示を出し、職場の人間関係を良好に保つなど、まさに管理職としての役割が求められます。

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